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3.4海面水温の海域分布

1901〜1932年の平均海面水温の北太平洋分布を図3.4.1に示す。これによると、赤道付近の低緯度で摂氏約27〜28度、北緯50度以北のべ一リング海で摂氏6度の南高北低の水温分布を示す。
北太平洋東部では、北緯40度を境に北側で水温が同緯度の水温より高く、南側で低い特徴を持つ。これは3.3節で述べたアラスカ海流とカリフォルニア海流の効果によるものであろう。
日本の北方の樺太付近およびオホーツク海で水温が高いのは、位置データの経度が西経と東経が入れ替わっているためであり(図3.1.1参照)、信用できないので注意を要する。
この図の北太平洋部分を1961〜1990年の水温分布図(図3.4.2)と比較すると、ほとんど変化がみられない(オホーツク海付近と北緯10度西経150度の部分を除く)。
各月の水温分布についても、1901〜1932年と1961〜1990年とに差異はみられない。

 

 

 

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